若杉 寛 (わかすぎひろし)昭和36年(1961年)9月 東京生まれ
中医鍼灸臨床アドバイザー
中医鍼灸実践マニュアル著者(BABジャパン出版局)
中医鍼灸東京健鍼会会長
東京衛生学園専門学校非常勤講師 (臨床教育専攻科 中医鍼灸臨床指導)
中国・天津中医薬大学第一附属医院認定 醒脳開竅法指導員
音楽鑑賞
特に好きなのはブリティッシュロック(「Yngwie J. malmsteen」「DeepPurple」とか「Rainbow」などちょっと前のが……知らない方はゴメンなさい)、バロック音楽(特にJ.S.Bach)、邦楽(よく聞くのはスピッツ。他は80年代のが多い)
テニス
週1のスクールプレイヤーですが…
スキー
滑走だけではなく、山の風景と空気が好き
山登り
ハイキング程度ですが(汗)
その他
ネコやワンコと遊ぶこと
パソコンの自作
特技…と言えるほどのもんでもないのですが…
私がこの世界に入ったのは、自宅で鍼灸の治療院を開業していた父の影響です。
もう亡くなってしまったのですが、鍼灸マッサージ師・理学療法士・診療エックス線技士の資格を持ち(これってなにげにすごいことなんです!)毎日忙しく、患者さんの治療にあたっていた父は、私の自慢でした。
そんな父を見ていて、いつからともなく「自分もこの仕事をしてみたい」と思い、高校を卒業と同時に鍼灸学校に入学し、この世界に飛び込みました。
臨床を初めてまず感じたのは、治療をすることの怖さでしたね。その頃は思うように治療ができるわけではなかったということもありましたが、治療というのは、いい意味でも悪い意味でも、患者様の今のお身体の状況を強制的に変化させるってことでもあるわけですから。それが良くなる最初のプロセスでもあるのですが…。
でも、経験を積み重ねるうちに徐々に慣れてきて、それから感じるようになったのは、「この仕事って患者様の生活に直接影響する仕事なんだな」ってことでした。
というのも、こりや痛み、疲れている方、お身体に不調を感じる方を治療させていただくと、こりや痛みが緩和され、疲労が回復して以前のように元気に毎日を送ることができる。それを実感していただいて「ありがとう」と言っていただける。臨床家として、こんなに嬉しいことはないですよ~!
これが私のやりがいであり、喜びであり、毎日の臨床を続ける原動力になっています。