中医学 不妊症の7タイプ

中医学 不妊症の7タイプ

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女性の不妊症に多く診られる、中医学的なタイプをご紹介します。

ひとつのタイプにはたくさんの症状が並んでいますが、必ずしもすべて出現するとは限らず、そのタイプの中の特徴となる症状が出ていればそのタイプと判断します。また、不妊の原因として、ひとつのタイプだけで成り立っているとは限りません。

たとえば、気の流れが悪い体質の方は血の流れも悪くなりやすく、また、水の流れの悪いタイプの方は、水の流れの停滞に伴って気や血の流れも悪くなりやすく、その結果局所の栄養度が低下し、婦人科系の機能が低下するなど、複数の原因が複雑に絡み合って不妊症が出現することが多いです。

ご自身のタイプがどれに属すのかは、ご自身で悩まずに私たち専門家に遠慮なくご相談いただければと思います。いずれのタイプも、当院のはりきゅう(鍼灸)治療で十分に改善できます。

1.気の流れが悪いためにおこるタイプ

症状

  • 生理の周期や経血の量が不安定
  • 生理前半に生理痛が強い
  • 乳房の脹りや痛みを伴う
  • 普段からストレスを強く感じている、イライラしやすい、脇腹や側胸部が脹ったり、痛くなる

原因

  • 長期間にわたってストレスを感じ続ける
  • 精神的な抑欝状態が長く続く

ショックな出来事やつらい悲しみなど、突然に強い精神的な刺激を受ける。などによって気の流れが悪くなり、婦人科系を栄養できなくなるためにおこります。

※ 気とは、身体にとってのエネルギーであり、気が量的に充実し、滞りなく人体をめぐることにより人体各機能が出現すると中医学では考えています

2.血の流れが悪くなって起こるタイプ

症状

  • 生理の周期が長く、生理期間が短くなることが多い
  • 経血は紫暗や暗黒色で、血塊が多い
  • 生理痛は生理前半に強く、血塊を排出すると生理痛は激減する
  • 特に生理痛がひどい時期にはお腹を触られるのを非常に嫌がる

原因

気の流れが悪い状態が長く続いた。または、元々の冷え性や身体を冷やしたため。あるいは腹部のケガや手術、人工中絶や出産時の出血などにより血流が正常に戻らないなどにより、婦人科系を栄養できなくなるためにおこります。

※血は“けつ”と読み、身体を栄養する、身体を潤す物質と中医学では考えています。

3.水の流れが悪いために起こるタイプ

症状

  • 排卵期以外でもおりものが多い
  • 生理の周期が長くなる、または不安定となる
  • 出血量は少なくなることが多く、ひどくなると生理が止まる
  • 経血の色は黒っぽい赤で、粘稠度が高い
  • 掌や足の裏、脇の下や陰部などがいつも湿っている
  • 下痢をしたり軟便となることが多く、胃のあたりが脹る、鼻づまりやのどに痰が絡むこともある
  • これらの症状は、脂濃いもの、甘いもの、味の濃いものを食べると悪化する

原因

脂濃いもの、甘いもの、味の濃いもの、アルコールの常飲などによって体内の水の流れが悪くなり、婦人科系を栄養できなくなるために起こります。

4.腎虚によっておこるタイプ

症状

  • 性欲の減退
  • 経血は赤みが少なくさらっとしている
  • 生理の周期が長くなり、生理の期間が短くなる
  • ひどくなると閉経する
  • 足腰がだるく力が入りにくいなど

原因

元々身体が弱い、過剰な性行為、多産などによって婦人科系を栄養できなくなるためにおこります。

5.気が不足するためにおこるタイプ

症状

  • 経血は赤みが少なくさらっとして量が多い
  • 生理の周期が短くなりやすい
  • 生理の後半や生理後に軽い生理痛がある
  • 下腹部に力が入らない
  • 帯下を伴うことが多い。倦怠感、元気がない、脱力感を感じる、食欲がない、軟便や下痢となる、顔色はつやのない黄色となることもある

原因

元々身体が弱く、胃腸も弱い、肉体疲労や精神疲労が長期にわたって続く、病気や体調不良から回復できないなどにより、婦人科系を栄養できなくなるためにおこる

6.血が不足するためにおこるタイプ

症状

  • 生理の周期が長く、ひどくなると生理が止まる
  • 出血量が少なく、色が淡くさらっとしている
  • 普段から手足だけでなく、お腹や腰が冷える
  • 生理痛が強く、お風呂にはいるなど身体を温めると楽になる

原因

他の症状としては、元々身体が弱く、冷え性であり、足や腰の力が弱いと感じる、下痢が続くなど
強すぎるクーラー、冷たい物の食べ過ぎなどが原因となることが多いです

7.冷えによって起こる

主な症状

  • 生理の周期が長く、ひどくなると生理が止まる
  • 出血量が少なく、経血は色が黒く血塊を伴うまたは色が淡くさらっとしている
  • 不正出血を起こすことも多い
  • 普段から手足だけでなく、お腹や腰が冷える
  • 生理痛が強く、お風呂にはいるなど身体を温めると楽になる

原因

このタイプには2種類があり、一つめは身体の機能は正常で、急激に身体を冷やすことによって起こるタイプと、もう一つは元々身体が弱く、冷え性であり、足や腰の力が弱いと感じる、下痢が続くなどのタイプに別れる。どちらにしても身体を冷やすことによって起こる。強すぎるクーラー、冷たい物の食べ過ぎなどが原因となることが多い。

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